軽井沢の避暑地でリゾバしたときのお話＠週間リゾートバイト口コミ・評判14

週間リゾートバイト口コミ・評判、第14回目！

リ、リリリ、リゾバでパン屋さん！？・・・初耳です。。いったいどんなところなんでしょうか・・・？

２０年前の、軽井沢リゾートバイト＠パン屋さん

２０年以上も昔の話なのに、細かいことはあまり覚えてないのに,、猛烈に楽しかったという記憶がある、リゾートバイト。

夏の暑さを苦手とする私は、夏のリゾートバイトでビーチリゾートは考えられず、軽井沢で即決でした（軽井沢は、夏の暑さから逃れるための避暑地としても有名）。

応募した先は軽井沢で有名なパン屋さん。軽井沢に行ったことある人ならみんな知ってるであろう有名店です。関西から東京まで面接に出向きました。パン作りの仕事は製菓専門学校の学生さんたちで、私を含むその他の人は、パンの販売・レストラン部門のホールかキッチンのお手伝いという感じでした。

私が配属されたのは、カフェレストランでのキッチン補佐。サンドイッチを作ったりしていました。常に人手不足のような感じだったので、２か月弱働かせてもらって休んだのは１日・２日でした。なので、そう高くない時給（７００～８００円くらいだったと思います）でも、月では２０万円くらいいただいた気がします。

しかも休みなく働いたので、遣うことはほぼなし。繁忙期にはカフェレストランのホール仕事や、高級なフレンチレストランで夜のウエイトレスもやらせてもらいました。

当時２０そこそこだった私には、軽井沢の避暑地のフレンチレストランでピアノの生演奏を聴きながら食事をするお客様というのは、別世界の人たちで、そんな世界を覗けたという面白さもありました。軽井沢観光客ではなく、お別荘に滞在してる人は予約をいただく時点で店側には大体わかっていましたので。

一緒に仕事させてもらった地元のベテランおばちゃんは、お別荘で掃除婦さんをしていたこともありその裏話を聞いてるのも新鮮でした。

この仕事で一番嬉しかったのは、成型で失敗したパンを毎日好きなだけ食べれたこと。形の悪いパンはレストラン部門に流れてきてお客様に提供できるものはお食事と一緒に出すのですが、それでも残ってしまったものは自由に食べてました。

焼きたてのクロワッサンのサクサクして美味しかったこと！

全国各地からの人との出会いもリゾートバイトの醍醐味。群馬の学生だった２人組とはとても気が合い、翌年また同じ職場に戻ってきて２年連続で働きました。バイトの子たちと花火やったり、仕事の後温泉行ったり、お客さんの残した料理を盗み食いしたり（おい！）。

社員のHさんという人ととても気が合い、コンビニおやつを買って彼女の自宅で喋り明かして泊まらせてもらったり、Hさんには本当にお世話になりました。

少し辛かったのは与えられた部屋が暑くて寝苦しかったこと。

パン屋とレストランのその上の階の部屋だったので、オーブンの熱気やらが全部上に集まってきて、軽井沢とは思えない寝苦しさでした。扇風機を一人一台あてがわれて２段ベッドの上で寝てました。

リゾートバイトしたあの夏からもう２０年以上がたっています。

そのあと大学時代の４年間を海外で過ごし、海外で就職し、国際結婚して子育てもやりました。人よりバラエティ豊かな人生を過ごしてきたけど、そんな中でもあのリゾートバイトの悩みのない無邪気な楽しさはまさに私の青春だったのかも知れません。自分の子供たちが大きくなったら勧めてやりたいです。

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