週間リゾートバイト口コミ・評判、第13回目!
今回のリゾバ経験者からは、なんと・・・!「リゾートバイト先の選び方」を伝授してくれます。
「遊びたい」「お金を稼ぎたい」など、目的に合わせてどの場所を選べばいいのか?体験談をまじえて本音で語ってくれていますよ~
それではどうぞ!
リゾートバイトをはじめたきっかけ
大学一年の夏休みに、友達から
「軽井沢の旅館Aが、住み込みのバイトを募集してるよ」って聞き、すぐ飛びつきました。
そういう住込みのバイトだと、友達がいっぱいできる、って聞いてたんです。
実は、その友達は住み込みのバイトとかよくやってて、それで彼女できたり友達出来たりしてたし、なにより稼げる額が大きかった、それに軽井沢なら近場!
時給は900円で、8時間勤務。途中休憩アリ。残業アリって条件でした。
旅館の写真を見ると、雰囲気は最高。それに旅館のバイト、っていうと、女子が多いはず。
参考:温泉旅館リゾートバイトの給料・期間・口コミなどすべてまとめました
これは期待できると思って、即申し込みました。
もしものときのため、制汗スプレーとか、一番高い服とか持っていきました。
電車に乗ってるときとか、正直心臓バクバク状態。
いま思えば、軽井沢のその旅館Aは、まあ、写真どおりでした。
でもなんか、思っていたほど優雅じゃないんですよね。でも気にせず旅館にはいると、受付に、綺麗な若いお姉さんがいました。バイトだと説明したら、案内してくれました。
モーちゃん&吉本との出会い
で、メンバーと顔を合わせたんですが、
なんと! 全員男子!
「はあ~? ふざけんなよー」と、ちょっと思いましたが、まあ仕方ありません。
一人は蹴り飛ばしたら転がっていきそうなデブで、
もう一人はチャラオでした。
そして自分の計三人です。
その日の上司は、和服タイプの制服を着た、親分肌の中年の女でした。
「しっかり働いて、しっかり遊んでってください! じゃあ、本日から、よろしくお願いします!!」
と怒鳴るように言ったので、三人とも、「お願いします!」と返しました。なんか思ったのと違って、体育会系だなと感じました。
寝る部屋に案内されました。ちなみに、三人相部屋。これはあらかじめ聞いていました。
関連:リゾートバイトは個室寮ではなく共同部屋をおすすめする理由
デブは「俺、高校のとき、モーちゃんって呼ばれてたよ」って言ったので、モーちゃんになりました。『ズッコケ三人組』からの命名でしょう。
こいつは態度が悪く、よくイライラさせられました。
チャラオは、吉本工業の芸人のような感じで、やたら大声で話し、やたら爆笑する野郎でした。特にあだ名はなかったので、チャラオ=吉本としておきます。
モーちゃんと吉本と仲良くなろうと思いましたが、正直、さっぱり合わないんですよね。モーちゃんはぷよぷよを持ってきてて、それをDSでプレイしまくってました。
吉本は、携帯見ながら、たまに「彼女いるの?」とか「バイク持ってる?」と聞いてきましたが、あまり話は続きません。
荷物を整理して、ちょっとの休憩が終わると、すぐに制服を渡されました。それを着たら、旅館のルールや信念の書いた紙を渡され、それを唱和させられました。こんな感じに、、、
ボス女「一つ! バイトなのでできませんは禁句!」
俺たち三人「一つ! バイトなのでできませんは禁句!」
ボス女「一つ! 常に笑顔で、明るく仕事!」
俺たち三人「一つ! 常に笑顔で、明るく仕事!」
みたいな感じです。
これを朝仕事が始まるとき、あとお昼ご飯食べ終わったとき、夜の仕事前に、唱和させられました。「軍隊かよ」。
旅館を案内され、厨房に連れていかれ、仕事の説明をされ、とりあえずその日は終わりました。
仕事内容
翌日から朝は6時前に起床、そしてあの唱和です。
厨房のおっさん「手洗い、消毒をしっかりやり、万全の衛生管理に努めます!!」
俺たち「手洗い、消毒をしっかりやり、万全の衛生管理に努めます!」
厨房のおっさん「自分から進んで仕事を見つけ、わからないことがあったらすぐに……」
こういう唱和をやって始まります。唱和は、心構え・衛生についてとか、色々あって結構長いです。
朝はお客さんの朝ごはんを準備して、そのあと回収された食器を洗います。
この調理補助の仕事は、初めは怒られてばかりでしたが、慣れれば、うまくできるようになりました。調理補助といっても、俺たちが直接つくるものはほとんどありません。盛りつけ、片づけがメインです。
モーちゃんもチャラオの吉本も、怒られまくってましたね。なんか体育会系で、みんな言い方きつかったです。ちなみに、厨房に女っ気は0。これは残念でした。
仕事内容をまとめると、
- 朝 6時00分に厨房入り、唱和。朝食の準備を手伝って、片づけ。
- 昼 昼食をとり、唱和。
- 中休み。
- 夜 4時半には夕食の準備が始まる。その前にまた唱和。
- 終わるのは9時。残業あるときは10時過ぎることも。
自分の働いたリゾートバイト先ではこんな感じです。
正直、食事はかなりおいしかったです。
昼食とかをけっこうたっぷり出してくれたので、助かりましたね。
でもそのあとに、毎回
厨房のおっさん「一つ! バイトなのでできませんは禁句!」
俺たち三人「一つ! バイトなのでできませんは禁句!」
という唱和をやらされます。ちなみに、1か月半ほどいたのですが、一週間に一回は声が出てないと言うことで、やり直しがありました。
リゾートバイトをする場所、間違えました
ちなみに、休みの日は一人で過ごしました。
休みが来たので、「全員で遊びに行こうぜ!」みたいなこと言ったんですが、モーちゃんもチャラオの吉本もパスしてきます。
チャラオの吉本は、なんか一人で出かけてしまいました。
で、モーちゃんはというと、ゲームしてるんですね。
「せっかく軽井沢来たんだから、遊ぼうぜ」
と言っても、
「いや、直ぐ来れるでしょ、軽井沢なんて」
と答えます。モーちゃんは長野県在住なんです。それで軽井沢には、学校の遠足とかでしょっちゅう来ていて、その気になればすぐ来られる場所なんです。
なのでいまさら、遊びに行くほどじゃないらしいんですね。それでゲームしてる。
思ってたのと違うなと思いましたが、しょうがないです。理想は、女子が一人はいて、その子と遊びに行って、みたいなのでした。
男子とも仲良くなって、観光地で遊んで、って感じだと思ってました。なのに……。目的を間違えると悲惨です。
参考:遊び目的の住み込みリゾートバイトにおすすめ&避けるべき場所
チャラオ、亡命。そしてモーちゃんも!?
十日ほどたったころ、俺とモーちゃんが呼ばれました。
厨房の責任者のおっさんが、これからは二人になるから、今まで以上に頑張ってほしい的なことを言います。
「え?」
なんと、チャラオの吉本は、「つまんないから」という理由でやめたんです。
「おいおいおい、ふざけんなよ」と思いました。モーちゃんに言うと、
「まっ、こういうこともあるよ」
と、徳の高い仏僧みたく悟ってます。
そんなこんなで、だいたい20日くらいたったころだと思います。
モーちゃんが
「俺、やめたいかも」
と言いだしました。
おいおいおい、ちょっと待ってよ。ここでやめたらまずいことになるだろう。
「頑張れよ」なんて励まして、休みの日にわざわざお菓子買ってきてあげたりして、元気づけました。
モーちゃんにお菓子買ってあげたり、いろいろ楽しませたりしたら、結局辞めないでくれました。
「まあ、君初めてだしね。俺がやめたら心細いよね。わかったよ、やめないやめない」
なんて、恩着せがましく言われました。
なんか腹立ちましたね。
目的に合ったリゾートバイト先の選び方
「観光地楽しんで、女の子と遊んで、友達たくさん作って、って感じだと思っていたのにな。」
それをモーちゃんに言うと、
「じゃあそういうところ選べばよかったじゃん」
と言われました。「え?どういうこと?」と思っていると、「リゾートバイトにも様々な形態があって、そういうこと(観光地楽しんで、女の子と遊んで、友達たくさん作って)が出来るリゾバ先もある」ということ。
具体的にはたくさんバイトを雇っているスキー場や、大型のホテルなどが観光地楽しんで、女の子と遊んで、友達たくさん作って、って感じらしいです。
参考:【1人OK】リゾートバイトで新しい友達・思い出作りにおすすめの場所
モーちゃんは、あんまたくさんの人とわいわいやるとか肌に合わないので、このバイトにしたのだそうです。
「え、なんだよ、じゃあ俺が間違えてたってこと?」と思い、ちょっとへこみました。なぜかモーちゃんが
「これも将来、いい経験になるよ」
と無用なアドバイスをくれました。(真顔)
調べてみると、確かに大型ホテルや、スキー場で働いていた人たちは、
「友達いっぱいできて、いっぱいスキーもできました!」的なことを書いてますね。
なんだか残念でしたが、とりあず今のバイトを頑張るしかありません。
モーちゃんがときおり「やめようかな」とか言うので、励ましながら(お菓子を与えるという、餌付けをしながら)なんとかやっていきました。
いま思えば、「やめようかな」と言って、俺からお菓子せびってた気がします。
モーちゃんとの休日
あれは、勤め始めて一ヶ月くらいたったころでした。
「たまには一緒に出掛けない?」
と、ぷよぷよをプレイしてるモーちゃんに言ったら
「そうだな。たまには外出るのもいいかもな」
と答えて、一緒に出掛けることに。
長野に住んでて、軽井沢まではすぐ来れるから、というのはわかります。ですが、このリゾバが始まってからほとんど外に出てないんですよね、モーちゃんは。これって珍しいのではないかな、と思います。
「なんだかんだ、良いやつじゃん」
最後の日
最後に厨房の責任者に、
「いままでありがとう!」
と言われました。
この人無愛想だったから、このときは嬉しかったです。するとなぜか、
「じゃあ、最後に、唱和して終ろうか」
と言います。
それで
厨房のおっさん「一つ! バイトだからできませんは禁句!」
俺たち「一つ! バイトだからできませんは禁句!」
とか、
厨房のおっさん「手洗い、消毒をしっかりやり、万全の衛生管理に努めます!」俺たち「手洗い、消毒をしっかりやり、万全の衛生管理に努めます!」
なんて唱和しました。
「なんで!?」と思いましたが、唱和が終わるとみんなから拍手。
とりあえず
「ありがとうございました!」
終わり。
まとめ
とりあえず、かなり稼げたのでよかったです!!
1か月半のバイトを終え、稼いだ額は、30万円くらいでした!
夏休みの、旅館が一番忙しい時期だったので、正直結構大変だったし、思ったようにもいきませんでした。
でもだらだら過ごすよりはよかったし、調理補助はきつかったけどやりがいはありました。
モーちゃんには、その後、一度メールしましたが、返事はありませんでした(笑)。
もしこれからリゾートバイトしたい、って人がいたら、目的に合わせて場所を選びましょう。
「稼ぎたいのか?友達いっぱい作りたいのか?」ちゃんと考えて選んだほうがいいですね。俺の場合は友達が「リゾバやりたいなら、こういうのあるよ?」と勧めてくれたので、「じゃあ」と、飛びついたんです。でももうちょっと慎重に探すべきでした。「一番良いのは、派遣会社と手を組んで、自分の目的に合ったリゾートバイト先を探してもらうこと!」これが一番最適。
最後になりましたが、職場環境はとてもよかったです。
唱和は面倒でしたが、基本的には、みなさん良い人。仕事はきつかったけど、人間関係で揉めることはなかったし(笑)
給料もちゃんと事前に言われた通りに払われました。
以上です。
管理人、派遣の太郎から一言:
リゾートバイトお疲れ様でした!モーちゃん(笑)個性の強いキャラクターが現れましたね。。。
何よりも、読者さんに伝えたいのは、「リゾートバイト先は目的に合わせて選ぼう!ということ」、今回のリゾバ体験談を教えてくださった方も言っていましたね。
「ワイワイ楽しみたいなら、スキー場・大型ホテル・沖縄・北海道」がメインになってきます。
逆に、「あまりそういう人間関係いらないのであれば、派遣バイトの人数をあまり雇っていないリゾートバイト先を選べば大丈夫です、1名だけ応募しているところもあるので条件はさまざま」そろっています。
細かいリゾバ派遣先の情報は、リゾートバイトの派遣会社さんがすべて資料を持っているので、その情報を活用するためにも会社を通したほうが良いでしょう。
条件の良いレア求人を手に入れる方法
リゾートバイトで条件の良い求人をもらう方法は、「派遣会社の担当さんに自分の希望を伝える」以上!
8年の経験から身をもって実感しました・・・。
※登録無料&登録後キャンセル可能&非公開レア求人あり&1分で終わる
参考ページ:【最新おすすめ】リゾートバイトの口コミ・評判13社徹底比較←絶対得させる自信あるから、このページは見ないと損!!