週間リゾートバイト口コミ・評判

新潟県スキー場近くのホテルでリゾバデビュー!@週間リゾートバイト口コミ・評判6

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週間リゾートバイト口コミ・評判、第6回目!

今回は、初めてのリゾートバイトを新潟県にある「苗場プリンスホテル」に行った方です。すぐ近くにスキー場があるということで、ホテル内で働きながらもスキーを楽しめるという新感覚♪

それでは、当時のリゾートバイト体験談を教えてもらいましょう~


 

 

15,6年前のこと、当時22歳、派遣社員で短期の仕事をしながら平凡な日々を送っていました。秋ごろになると私は毎年、ラジオ英会話を始めてみたり、フラワーアレンジメントを習いはじめたり。いろんな新しいことにチャレンジしたくなるたちで、ちょうどその時も秋の初め、地元を出てもっと視野を広げたいなーなんて考え始めました。アルバイト情報誌を300円ぐらいで買って情報収集を開始しました、今ならネットで簡単に検索してみれますが。

資金がなくても地元から出られて、お金も貯められる!次はリゾートバイトだ!と心が動かされました。すごくたくさん求人が出ていたので、私は希望条件を絞りました。

1. 現地までの交通費支給

2. 寮費タダ

3. 食費タダ

4. リフト代タダ

実際、このような条件のところもたくさんあり、数件選んで履歴書を送りました。採用かどうかは、雇用主側から電話がかかってきて、最終的に決まったのが苗場プリンスホテルの中の売店です。期間はゲレンデオープン前の、確か11月中旬からクローズまでの4月ごろでした。

ゲレンデがクローズに近づくと、お客さんもだんだん減ってきて、スタッフもそれほど必要でなくなってくるので、帰る日は自分で決めることができました。夏にも残って働きたいと言えば、相談に応じてくれて、夏に戻ってくることにした人もいました。

参考:スキー場リゾートバイトのおすすめ厳選17ヵ所&ベスト3

 

 

いよいよ出発!

私はオープン前の11月中旬から現地入りすることにしました。準備した持参品は身の回りの日用品や冬物の洋服、スノーボード一式ぐらいです。スノーボードや段ボールに入れた大きな荷物は、前もって知らされていた寮に送りました。緊張とワクワク感でいっぱいになりながら、母に最寄りの駅まで送ってもらったのを覚えています。

 

越後湯沢駅で新幹線を降りると、冷やっとした空気を感じ、まだ雪はまったくない冬前とはいえ雪国に来たんだー!と実感しました。駅には、車で売店の方が迎えに来てくれていて、いよいよ始まる〜と緊張しながら車に乗り込みました。

車の窓から初めて訪れた新潟の景色を見ながらどんどん山に向かって走って行きました。山に向かって走るといってもずっと舗装された、広いきれいな道でした。列車の旅の後は、ちょっとしたドライブでした。どれぐらい走ったかは定かではありませんが、だいぶ標高が高いところまでくると、どーんと、とても大きな白い建物が見えてきました。それが苗場プリンスホテルです。

 

寮は道路沿いの二階建ての建物で一階が居酒屋になっている、その二階が同じ売店のスタッフが入る寮でした。寮からプリンスホテルまでは歩いて10分程度の距離でした。寮に案内されると、玄関には前もって送っておいた荷物が置かれていました。荷物を二階まで運ぶと部屋が7つぐらいありました。全部和室で、一番広い部屋で10畳ぐらい、狭い部屋だと6畳ぐらいだったと思います。

トイレは共同で、寮部分の二階にあり、奥には横に長い洗面所と洗濯機がありました。お風呂はそれほど広くない家庭風呂が一階にあり、下の居酒屋のバイトさんたちとも共同でした。冷蔵庫はなかったのですが、窓が二重になっていて、その間の窓辺が30センチぐらいあり、気温が低いのでそこに置けば十分冷えていました。

 

私が現地入りしたのが早かったのか寮に入ったのは2人目で、すでに1人先に到着していました。寮はもちろん女子寮で、売店の男子は別のところに寮がありました。私とその子だけだったので、部屋は自分の入りたいところを選びました。始めは1人部屋でしたが、人が増えてくるに連れて一部屋に2人で入ることになり、寮の部屋はしばらくすると満室になりました。

一番最初に到着していた子はリゾバ経験者で、慣れた風な余裕な感じがしましたが、気さくですぐに意気投合し、早速一緒に近くの小さなスーパーにジュースやお菓子を買いに行きました。夕食は苗場プリンスホテルの従業員食堂で、おいしいおかずとピカピカのコシヒカリごはんをたくさん食べてお腹いっぱいになりました。さすが米どころ新潟、ごはんが本当においしい!!おかげで私は5ヶ月で10キロ太りました。

夕食後、寮に戻って部屋でいろいろと以前のリゾバの経験談を聞いたり、出身地の話、地元の友達の話をして、緊張から始まった1日目がワクワクした気分で楽しく終わりました。

 

寮生活と仕事が始まる

ゲレンデがオープンするまでに、続々とこれから一緒に働く仲間が到着しました。寮は次第に賑やかになっていきました。みんな1人で来ていて初対面同士でしたが、誰と一緒の部屋になるか話し合いになり、最後にはそれなりにみんなうまく収まって2人部屋での共同生活が始まりました。

常に誰かがいて、廊下で会えばだれかしら仲間と話し、洗面所で会えば歯磨きしながらまた別の子と話す、寮に帰って二階にあがると「ただいまー!」と言い、「おかえりー!」と返ってくる、私はそんな家族的な雰囲気がすごく好きでした。

 

シーズンが始まるとシフトは早番中番遅番があり、明日は誰と一緒だとか、明日は朝早いとか、明日は早く終わるから近くの店にご飯食べに行こうなどなど、そんな会話があちこちで聞こえてきました。

初日の仕事は全員一緒の時間帯で、クローズしていた売店を再開させるための店作りでした。掃除して、商品を並べて、値札をつけたり、ポップを書いたりしました。その仕事もみんなでワイワイしながらするので、棚に並べるために段ボールから取り出したお土産品の話題で盛り上がったり、手を動かしつつ新しい友達と話しながら仕事をしました。常に笑いがありました。

 

みんなで一緒に作業をするので、一気に親しみを感じ連体感が生まれたような気がします。現地に入るのは、シーズン前が絶対オススメです。途中で入ると、最初に味わう、協力して仕事を行なう一体感とか連体感の思い出が欠けてしまうかなーと私は思います。

売店がお客さんを迎えられる体制になると、レジの打ち方や、品出しの仕方、倉庫の場所確認、制服合わせなどをしました。

 

寮が徐々に賑やかになるのと同じように、プリンスホテル内もほとんど人がいなくて静まり返った状態から、徐々に活気が増していきます。フロントに明かりがつき従業員が立ち、他の系列の売店やレストランもどんどん準備が始まります。そして、リフトの試運転が行なわれ、人工積雪機で一部分だけ滑走可能になります。いよいよゲレンデオープン、ウィンターシーズンの始まりです。

ホテル内ですれ違うスタッフも多くなり、顔見知りも増えてくるので、勤めた売店の仲間だけでなく、プリンスホテル内で働く他のスタッフとも交流ができて、友達の友達、その友達の友達…とどんどん輪が広がりました。

 

仕事も遊びも楽しみながら

上司は厳しい感じは全くなく、冗談も通じる接しやすい方だったので、すごく働きやすかったです。たまに何人かで食事にも連れて行ってくれました。

仕事は8時間労働、シフト制。希望休は出せましたし、それ以外も売店の仲間同士でお互いシフト交替して、結構自由なスタイルで働けました。休憩は交替であり、食事休憩も1時間ちゃんともらえました。例の従業員食堂で毎回お腹いっぱい食べました。 ハイシーズンになるとメニューも増えて、最後まで飽きませんでした。むしろお気に入りができて、休みの日も食べに行きました。友達にも従業員食堂でたくさん会えるし楽しかったので、暇なときは長居してました。

 

仕事では、時々、クセのあるいやなお客さんがいたとしても、寮に帰った時に、今日の出来事として、みんなでしゃべってネタとして笑って消えていきました。そんな感じで毎日をこなしていったのでストレスフリーでした。

2日か3日に一回休みがあり、スノーボード三昧。早番の時は、仕事が終わってからナイターもできましたし、遅番だと昼からなので朝から滑りに行くこともできました。さらには、時々近くの別のスキー場に滑りに行きました。板を担いで歩いて行けるところもありましたし、予定が合えば友達の車に乗せてもらって行くこともできました。だから余計にストレスはたまらず、すぐ解消できていたのかもしれません。リゾートバイトならではだと思います。リゾバの魅力ですね。

 

苗場プリンスホテルでは時折イベントも行なわれ、有名アーティストのライブがあったり、映画上映があったり、大晦日にはゲレンデでカウントダウンのイベントもありました。シーズン中、一箇所で楽しめるのです。寮の周りには、おいしいイタリアンやラーメン屋、居酒屋、カラオケもありました。仕事が終わってから、寮の下でやってる居酒屋で食べるたらこチャーハンは最高でした。太る原因ここにもあり。

プリンスホテルのイベントだけでなく、 バイト仲間とのイベントというか、大規模な飲み会やパーティもありました。誰かの誕生日といって理由つけては、しょっちゅう飲み会がありました。酔っ払って、雪道を滑って転んでもおかしくて、いつも笑い転げてました。

お金を使うのは飲み代や外食代、カラオケ代、たまに行く他のスキー場のリフト券代ぐらいだったので貯金はできました。

参考:スキー場リゾートバイトの給料・期間・口コミなどすべてまとめました

 

 

お別れは淋しい

友達がスノーボードやスキーで骨折して、シーズン途中で帰っていくことがありました。せっかく仲良くなって一緒に楽しんできた仲間が、バイトをやめて地元に帰ることになると急にお別れがやってきて、すごく寂しくなりました。今度はどこで会えるかな、また会おうね!と言いながら。

そして春が近づいてくると、仲間たち同士で「ここ終わったらどうするー?」という  話になります。それぞれが帰る日を決めはじめて、実際に次々に春からの計画に向けて苗場を去って行きます。

 

次のリゾートバイトを探し始める人もいますし、地元に帰って元の生活に戻る人もいます。徐々に人が増えて活気が増していったのとは逆に、徐々に人が減って閑散としていきました。シーズンオフに入っていくその様子を見て、ひとつの冬が終わった…という気持ちになりました。私より先に帰っていく仲間を駅まで見送ると、「短い間だったけど、楽しい時間を過ごせて心からありがとう!」と言いたくなりました。 また会おう!ハグしてお別れしました。

私はすっかりリゾートバイトの魅力にはまったので、この場所だけではやめられませんでした。次なるリゾートバイトに行くことにしました。

 

約15年過ぎてみて今思うこと

春になるまで冬中ずっとその場所にいて、それでも何もかもがいつも新鮮で、誰と話  すのも楽しく、ずっとこうしていたいと思いました。これからもこんな風に生活できたら楽しいなとその時は思いました。

毎日楽しく、笑って、アホなことして、今思えば若いからできたのかなとも思います。いくら楽しかったとはいえ、今もう一度そのような環境に飛び込む勇気はないかな。

 

リゾートバイトでは、ひとときでも同じ気持ちで同じ環境で暮らし、楽しいことも辛いことも共有するので、仲間との絆が強まると思います。若くて、まだ今後何をしたいか決められずにいたり、行ってみようかと迷っているなら、リゾートバイトをしてみる価値はあると思います。

何もしないでも4,5ヶ月はすぐ過ぎるし、若いときのほうが、あまり先々のことを考えないで思いっきり楽しめるのではないかと思います。  共同生活を通して、相手のことを考えて生活することも学びました。全国各地様々な出身地の友達もできますし、人に対しての見方も寛容になった気がします。ですから、しっかり社会勉強もできます。

 

 

初めてのリゾートバイトを終えて、次は私は北海道に飛びました。(2回目のリゾートバイトは来週更新♪)

【追記】

2回目:カニ!イクラ!北海道網走でほっぺが落ちたアルバイト@週間リゾートバイト体験談7

 

 

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