週間リゾートバイト口コミ・評判、第20回目!
箱根と湯布院でリゾバした私が2箇所を比較してみた
私は箱根と湯布院の2ヶ所でリゾバをしました。
一つの派遣会社を通して紹介されたリゾバでも、その派遣先によって仕事内容、職場の雰囲気や寮は大きく異なります。中にはあまりのギャップに戸惑う事も・・・。
そこで私が体験した2箇所のリゾバを徹底比較していきたいと思います!
まずは派遣された勤務先の情報から。温泉が大好きな私は“勤務先が温泉地にある”ことだけを条件にして下記の勤務先を紹介してもらいました。
箱根(大型ホテル)
- 客室数:150
- 業種:ホールスタッフ
- 派遣期間:3ヶ月間
- 時給:1000円
- 賄い:あり(昼食と夕食のみ。1食200円を給料から天引き)
- 寮費:なし(光熱費の自己負担なし)
湯布院(中型旅館)
- 客室数:40
- 業種:フロントスタッフ
- 派遣期間:9ヶ月間
- 時給:1100円
- 賄い:なし(1日500円を食事代として支給されていました)
- 寮費:なし(光熱費の自己負担なし)
参考:温泉旅館リゾートバイトの給料・期間・口コミなどすべてまとめました
<寮の違い>
まずは気になる住まい=寮についてです。
どんなに素敵な職場や高時給でも寮が昭和のボロアパートのような所だとキツイですよね。今時レアかもしれませんが、寮に着いたらトイレがボットン便所だったという話も聞いたことがあります。笑
さて、私の場合はというと・・・
箱根:
寮は大きな4階建てのビルで、廊下を挟んで両側に個室の一人部屋がずらっと並んでいました。
3畳ほどの部屋にあったのはベット、小さな冷蔵庫、棚のみ。建物自体は新しくはありませんが、家具や建具は古い感じはなく快適でした。
トイレ、キッチン、お風呂は共同で、毎日寮母さんが掃除してくれていたのでとても綺麗でした。
お風呂は銭湯のような大浴場(温泉ではなく水道水)と個室のシャワーが別々にあり使い分けができて便利でした。
キッチン用品は何も持って行かなかったのですが、辞めた人たちが置いていったキッチン道具は自由に使えました。そもそも賄い付きだったのであまり料理する事もなかったです。
湯布院:
寮は1Kのアパートで普通に一人暮らしをしているようなイメージ。建てられてから数年しかたっていなかったので、とても綺麗で何も共同で使う物はなくとても快適でした。
冷蔵庫や洗濯機の他に、部屋に用意されていたのは布団とテレビと小さなテーブルの必要最小限セット。キッチン用品は何もないと聞いていたのですが、本当に箸一つなかったです。ここでは賄いがついていなかったので自炊しなければならず、始めは道具が不揃いで不便でした。
しかし旅館で使わなくなった食器をもらったり、辞めていった人から調理器具をもらったりしてだんだんと揃っていきました。
あと、この寮のおかげで炊飯器なしでお鍋でご飯が上手に炊けるようになりました。
派遣会社さんが派遣先を紹介してくれる際に寮の情報も教えてくれます。しかし備品などの情報は記載されていない場合があり、情報が足りなければ派遣会社さんに確認してみてください。
<仕事内容 >
仕事については私はリゾバの天国と地獄を体験したのではないかと思うほどのギャップがありました。
ではまず地獄のほうからご紹介します。←とっても失礼。ゴメンなさい!でも事実です。笑
箱根:
仕事内容はレストランでのホールスタッフ。夕食は前半と後半の2回転で、一回に1人で4つのテーブルを担当して13品のコース料理を提供していました。
広いレストラン内で厨房とテーブルを常に早歩きで行き来し、まさに息つく暇がないほどの忙しさで毎日帰る頃にはヘトヘトでした。
高校時代からいろいろなアルバイトを経験してきましたが、ホールスタッフと聞いて、こんな激務は全く想像していませんでした。まさに体力勝負の仕事。
しかしこんな激務の中でも楽しかった事がありました。それは外国人のお客さんがたくさんいて得意な英語を毎日使う事ができたことです。中には会話が弾んでFacebookでお友達になったお客さんもいます(^^)v
湯布院:
箱根での激務にトラウマを抱えた私は、次の勤務地ではフロント係を希望しました。それでも念のためあらゆる厳しい環境を想像して挑んだ初日の仕事は・・・
まさかの1日シュレッダーかけ!
椅子に座りながらひたすら紙を送り込むだけ。意気込んで行った私が拍子抜けしたことは言うまでもありません。笑
フロントでのメインの仕事はチェックイン、チェックアウト、予約受付、電話対応など。それ以外にもフロントは旅館全体の司令塔として厨房、客室係、清掃係への指示・連絡等、多岐に渡る仕事がありました。
しかし箱根でのリゾバと違い、時間と体力勝負になる事がなかったので仕事が辛いと思った事は一度もありませんでした。むしろ体力が有り余って習い事でも始めようかと考えたほど。笑
<職場の雰囲気>
普通のアルバイトであれば面接時に職場の雰囲気を少しはつかめるかもしれませんが、リゾバではそれができません。こればかりは吉と出るか凶と出るか行ってからのお楽しみです。
箱根:
仕事場の雰囲気はいかにも大会社の組織といった感じで、トップダウン式の現場でした。女将さんは時々見かける程度で一度も話した事はありませんでした。支配人とも距離を感じ、はじめはとてもサバサバした所、悪く言えば冷たい雰囲気だなと思いました。
仕事を始めてまだ3日目の時にミスをしてしまい社員さんから「おい!お前なー!」と怒鳴られた事もありました。仕事量が多い上にこんな雰囲気の現場では派遣されて数日で辞めてしまう人も多かったです。
しかし派遣社員と一緒に働く社員さんは若い方ばかりで、仲良くチームワークで激務を乗り越えようといった雰囲気がありました。
湯布院:
家族経営という事もありアットホームという言葉がとっても似合う和気あいあいとした仕事場で、これまた箱根とのギャップに衝撃を受けました。
施設の規模が箱根より小さいこともあり女将さんは従業員の全員を把握しており、社員と派遣社員とを分けることなく接してくれ、気にかけてくれる方でした。そんな女将さんが放つオーラの影響か、支配人や社員さんたちもとっても気さくで話しやすかったです。勤務中の私語にもとっても寛容で(笑)
こんなに仕事中に笑った職場はないというほど、毎日笑って過ごしていました。
また喫茶のシェフが時々ご飯を作ってくれたり、農家のパートさんが採れたての野菜を分けてくれたりと、家族やご近所さんのような暖かさを感じられる場所でした。
<希望休・シフト>
派遣会社さんの方でもなかなか希望休の取りやすさまでは把握していない場合が多く、赴任してから分かる事が多いかもしれません。もちろん、気になる人は事前に派遣会社さんに確認するといいと思います。
箱根:
希望休は月2回(合計二日間まで)。なので、2連休を希望すれば他の希望休は取れませんでした。また、シフトも一週間ごとにしか出ないので友達と遊びに行く約束をしたりするのには不便でした。
湯布院:
一ヶ月前に希望休を出し、他の人とかぶらない限りほとんどの希望が通りました。シフトの細かい時間は二週間前に出されていましたが、休日は前月末に確定していたので旅行などの計画が立てやすかったです。
さらにここでは希望休前日は早めに終わるシフト、休日明けは午後出勤になるように組まれており、まさに神シフト!と呼びたくなるような 配慮があり感動しました。
そして調子に乗った私は10日間の休みを頂いて海外旅行にも行ってきましたよ♪
<まとめ>
いかがでしょうか?一言にリゾバと言ってもこんなに働く場所によって違いがあります。もし一箇所目でくじけてしまうような事があっても、私のように2回目で素敵な職場に出会える事もあるかもしれません。
私にとって箱根での仕事は大変でしたが、そこで出逢った仲間とは職場を離れて2年以上たった今も繋がっており何でも話せる仲です。あの激務を一緒に頑張って乗り越えたからこそ短期間で友情が深まったのだと思います。
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リゾバは収入面の魅力がフォーカスされる事が多くそれも事実ですが、多くのリゾバ経験者が仲間との“出逢い”にも魅力を感じています 。
ぜひ、次はあなたがこの魅力を体験してみては?
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